忍者ブログ
[11] [12] [13] [14] [15] [16]

DATE : 2024/11/29 (Fri)
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。


DATE : 2008/10/18 (Sat)
スーパー早期審査制度は世界最速?


斬新なアイディアを駆使し、
苦労して開発した新商品を特許に申請しても、
特許の認定には通常2年程かかっていました。

2年もあれば、その間に他社がその新商品を模倣して
充分な販売利益を得る事も可能です。

その手の商品は日本でも数多く見受けられますよね。


そんな企業努力に応え、更なる発明の発展の為に、
特許庁は、「スーパー早期審査制度」を設けました。

10月17日、その「スーパー早期審査制度」の第一号が、
世界で見ても最速となる17日間での特許認定を得たそうです。

17日間は凄いですね。

むしろ、2年もかかっていた理由を
誰か分かりやすく説明してほしいくらいです。


「スーパー早期審査制度」を利用する為には、
事業化しているか、2年以内の事業化予定した上で
海外でも特許を出願している事が条件となるそうです。

"2年以内の事業化予定"という事は、
発明時点では一個人だったとしても利用できそうですね。

特許商品を開発する為のノウハウを教える
"発明ビジネス講座"なんてのもあって、
現時点では少数派ですが、
もしかするとブームに近い活性が起こるかもしれません。

「奥さん、空いた時間にちょっと発明でもしませんか?」
みたいなキャッチコピーは如何です?



特許庁は17日、特許の審査期間を大幅に短縮する
「スーパー早期審査制度」の第一号として、
慶応大が1日付で出願した水中の有害金属検出技術を
特許に認定したと発表したとの事。


世界最速、17日間で特許認める=早期審査の新制度で第一号-特許庁
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081017-00000087-jij-pol

条解弁理士法改訂新版 特許庁

もっとこの商品を見る





PR

DATE : 2008/10/17 (Fri)
同乗者の責任は重くなる?


福岡で起きた、幼児3人の命を奪った
飲酒運転事故を知っていると、
飲酒運転に対する厳罰化は当然だと思うし、
道路交通法の改正以降、
飲酒運転事故を減少させた成果もありますので、
評価すべき点だとも思います。

その事を踏まえて考えても、
今回の飲酒運転事故への判決は、
首を傾げるものがあるのが事実です。


奄美で起きた飲酒ひき逃げ事故で、
10月15日、事故直前に車を降りていた同乗者に対し、
鹿児島地裁は賠償を命じました。

事故当時に同乗していたわけではなく、
事故直前までの同乗者が、
後に起きる事故をどうやって防げたのか。

つまりは、そもそも飲酒運転を容認して、
同乗していた行為そのものを指摘したのか。

どうしよう。

毛嫌いしていた飲酒運転事故に対して、
自業自得と言い放つ事が出来ません。


今回の判例が今後参考にされていくと、
酒を提供した飲食店なども賠償責任を負う事になりません?

少なくとも、改正道路交通法には、
酒提供者の責任も明記されているので、
過大解釈だとは言い切れないし。


飲酒運転の厳罰化は大賛成ですが、
今回の判決には違和感を感じます。

それ以上の答えが今は出てきません。



飲酒ひき逃げ事故で、直前に車を降りた同乗者に
賠償を命じた15日の鹿児島地裁判決は、
同乗者の責任を幅広くとらえたとの事。


奄美の飲酒ひき逃げ死:地裁判決 
同乗者の責任重く 厳罰化の流れ定着 /鹿児島
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20081016-00000233-mailo-l46

交通事故被害者のための損害賠償交渉術

もっとこの商品を見る





忍者ブログ [PR]